機械城奇譚
好きです。本当に。今年見てきた舞台で一番好き。いうて演目数で言えば14,5くらいだけど、今年見たの。ちなみに機械城初演見たことありません。見たい。
少年社中第35回公演【機械城奇譚】終了いたしました!たくさんのご来場ありがとうございました(*´︶`*)♡いろいろはまた後ほど。 #少年社中 #機械城奇譚2018 pic.twitter.com/ceoXT8nz2S
— 大竹えり (@otakeELI) 2018年9月9日
えりさん大好きだ~~!!「恋をしてしまいました!!機械なのに!!」のシーンで涙腺ぶっ壊れた。じわ、と泣いたとかじゃなくてもう本当にぼろぼろ出てきて、舞台見てこんなんなったの初めてだった。うるうるなるのはあるけどさ。
これピカ7のエントリーに書いたっけな、多分Twitterで呟いただけで書いてない。ピカ7を見た時の最初の感想は「両頬をひっぱたかれて目を覚まされた感じ」だったんだけど、機械城奇譚は「後ろから金属バットで殴られた感じ」でした。もう少年社中の舞台を十分知った気でいなかったか?私。社中そんなもんじゃないわ。
ちなみに今年やったもう一つの公演、MAPSは「家に帰ってきた感じ」で、”やっぱ少年社中だねー!だね-!!”(通じるのかこれ)となる舞台でした。
前半が今まで見た社中でも中々無いほどふざけたおしたパートが多くて、「え、こういうノリの舞台なの?!」と思っていたら、まさかそんな訳ないでしょ、どーんと背中押されて真っ逆さま。
そういえば映写機のプレゼンで先生(天球儀だっけな)と青年(タイプライター)が向かい合うシーンがなんともMAPSだわと思ってたら、公式ツイでも言われててですよね~となった。初演は先生が良子さんだったようだから余計MAPSみがあっただろうな。ところで前回の拳銃役が井俣さんなのやばすぎませんか。
「私たちはなぜ売れ残ってるの?」「それは……」で、えりさんはだいぶ間を取ってたと思うんだけど、客席はついさっきの店長の台詞「俺は壊れてしまった」を反芻してぞっとしてるから、あの間は必要な間だったんだなと思う。
最後の時計/死神が朝日の中たたずむシーンがめちゃくちゃ美しくて、絶望の朝でもあんなにも美しいという残酷さに震えた。あそこ窓あったんだねー。
逆にボイラーのお話の時はあろうことか”舞台”の観客から視界を奪った上で回想シーンをやってのけて、本当にすごいな(小並)って。あの時客席はボイラーの中に閉じ込められてた。あと、バターン!って蓋閉じる音が超怖かった。
おわり!尻切れとんぼ